離婚に終わった学生結婚の思い出

18歳で出会った彼と学生結婚した体験談です。

 

私は中高一貫の女子校出身で、大学に入るまで恋愛経験がなく、誰とも付き合ったことがありませんでした。バイト先の先輩にほのかに憧れるくらいで、告白したこともされたこともありません。

 

大学は共学でしたが、あまり恋愛に期待してもいませんでした。しかし音楽サークルに入り、彼に出会いました。

 

何人か同級生が入部し、サークル活動以外にもみんなでごはんを食べたり、休日に出かけたり、仲良く遊んでいました。彼はその中の一人で、完全に友達として見ていました。

 

なので2ヶ月ほどして彼に呼び出され、告白された時には、とても驚いて、戸惑いました。異性として意識したことはほぼありませんでしたが、とりあえず付き合ってみてほしいという熱烈なアピールに押され、結局OKして交際がスタートしました。

 

始めこそ気持ちが追いつきませんでしたが、話の合う人だったので、毎日一緒に過ごして色々な話をするうち、私も好きになっていきました。
学部は違いましたが、放課後や空き時間はサークルで会い、終わったら一緒にごはんを食べて彼の家に行き、毎日ずっと一緒にいました。

 

さらに同じ塾でアルバイトを始め、友人知人もほとんど共通で、何をするにも一緒でした。

 

私は親と仲が良くなかったこともあり、人に愛されていると感じるのが初めてでした。なので彼といることは本当に幸せでした。

 

ケンカもありましたが、この先離れることなど考えられず、どうせずっと一緒にいるなら早く結婚しよう、という話になりました。付き合い始めて半年だったので、今考えると勢いで早まっていた気もします。でも当時は何の迷いもなく、親にもすぐに相談しました。

 

両親は同棲はすぐに許してくれましたが、入籍に関しては揉め、結局お互い20歳になるのを待ってから籍を入れました。

 

同棲を始めてからの生活は、色々問題にもぶつかりましたが基本的に楽しく、あれほど趣味が合う人に出会えるのは稀だと思います。毎日顔を合わせているのに、話が尽きず、毎晩遅くまでおしゃべりして過ごしていました。

 

その後すれ違いが生まれ、話し合いの末、4年後に離婚してしまいました。かなりつらい思いをしましたが、今では結婚したことも離婚したことも後悔はしていません。

 

離婚してから他の人とも付き合い、再び幸せにもなりました。けれど最初の恋愛は、いつ思い出しても強烈な印象を持っています。あれだけ純粋に人を好きになり、愛されていると信じ、将来もずっと一緒にいると疑わなかったのは、すごいことだと思います。失恋の経験がなかったからこそ味わえた充足感でした。

 

それほど確信していた恋愛であっても、終わりを迎えてしまいました。なので永遠の愛はないと思っています。でもだからこそ、お互いに気持ちか通じ合っている状態は、とてもありがたいものだとも思うんです。

 

終わった時は本当に死にそうでした。でも時間が経てばまた楽しいことや幸せな瞬間は訪れます。また消えるかもしれませんが、だからこそその瞬間を大切に味わってください。

 

恋愛はすごく儚いものです。けれど思いきりした恋愛は、悲しい終わりを迎えたとしても、ずっと心の糧になります。怖がらずに、あまり深刻に考えずに、恋愛を楽しんでほしいと思います。